人材コーディネーターは、どのような一日を過ごしているのでしょうか。その一例をご紹介します。
人材コーディネーターの仕事内容について詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクをご覧ください!
人材コーディネーターとは?仕事内容・なる方法・必要なスキルは?
目次
人材コーディネーターの一日
人材コーディネーターの一日の例を紹介します。
9:00 出社・メールチェック
9:30 新規求職者との面談
10:30 面談記録の作成
11:00 登録スタッフの研修
12:00 休憩
13:00 企業と商談
15:30 就業中スタッフのフォロー
17:00 クライアント企業へ常勤スタッフの配置などの新規提案
18:00 退社
人材コーディネーターは、求職者と企業を繋げる役割をしており、一日の多くを面談や商談などの人と関わる業務が占めています。
面談について
- 求職者の方が対象
- 職歴やスキル、希望する働き方の条件などをヒアリング
企業商談について
- クライアント企業が対象
- 求めている人材像やスキル、現在の課題についてヒアリング
- 空きスポットが出てないか確認
- 常勤スタッフの配置の新規提案
営業も担当する人材コーディネーターは、スタッフ研修や各所へのフォローに加えて、クライアント企業への訪問も行います。現在の課題や状況についてヒアリングし、人手が足りていなければ、週1~2日勤務の派遣スタッフではなく週5日勤務が可能な常勤スタッフの配置を提案します。企業の人員充足と業務効率を向上させるとともに、スタッフの出勤日数が増える分、自社の売上向上にもつながります。
休日に関しては、土日の週休2日が基本ですが、働く企業によってはシフト制を取り入れています。求職者の中には週末しか時間が取れないという方もいるため、土日も出勤日となるケースがあり、その分平日に休みを取って調整します。案件の少ない時期を狙って事前に調整すれば、連休を取得することも可能です。
さらに、派遣先企業の業種によっても休日は異なります。たとえば、ホテル・ブライダル業界の人材を扱う弊社では、主に週末に業務が集中するため、日月の2日間がお休みとなることが多いです。
人材コーディネーターの仕事で身に付くスキル
人材コーディネーターとして働く中で、どんなスキルを身に付けられるのか見ていきましょう。
人材コーディネーターになるために必要な資格は特にありません。しかし、持っていると役立つ資格がいくつかあるので、興味のある方は以下のリンクもぜひご覧ください!
①コミュニケーション能力
先ほど紹介したように、人材コーディネーターは人と関わる業務が多い職業です。さまざまな国籍や年齢層の求職者との面談や、クライアント企業と密なコミュニケーションを取ることが必要不可欠であるため、自然とコミュニケーション能力が高まります。多くの人と関わる中で幅広い対人スキルが身に付き、ビジネスだけでなくプライベートでも役立てられるでしょう。
企業に適切な人材を派遣するために、求職者に対してはどんな職種や条件を希望しているのか、クライアント企業に対しては求めている人材について詳しく聞き出さなければなりません。いつでも相手の立場になって考え、積極的にコミュニケーションを取りながら信頼関係を築いていくことが大切です。
②柔軟性や対応力
人材コーディネーターは、求職者やクライアント企業からの要望に対して迅速な行動が求められます。要望は求職者や企業によってさまざまで、希望条件の変更や急な人手不足に対する人員充足などイレギュラーなものもあるため、マニュアルばかりに捉われていては上手く仕事を回せません。このように、日々多様な価値観や意見に触れながら働くことで柔軟な思考が養われ、高い対応力が身に付きます。
また、派遣先でのトラブルや不満、人間関係の悩みなど、派遣スタッフから相談を受けることもあります。対応力が身に付けば困難な状況も冷静に対処し、解決へと導くことができるでしょう。
③交渉力
登録スタッフをクライアント企業に派遣する時、必ずしも双方の希望条件が全て一致するとは限りません。データ上ではマッチしていても、微妙に条件が合わなければ適切なマッチングが難しくなるため、給料や働き方の条件などを調整してもらえるように双方への交渉が必要となります。経験を積んで交渉力を高めることができれば、人材コーディネーターとして働く上で大きな強みとなるでしょう。
④労働に関する法律の知識
人材業界で働く上では労働基準法をはじめ、労働者派遣法、労働契約法などの知識は必須です。そのため、人材コーディネーターとして働くことになれば、誰もが労働に関する法律に詳しくなれます。労働条件は法律に沿った内容になっているか、就業中の登録スタッフが法律に沿って働けているかどうか確認することも、人材コーディネーターの大切な仕事です。自身の身を守るための知識としても役立つため、しっかり勉強しておきましょう。
また、業界に特化した会社で働く場合は、その業界や職種についての専門知識を身に付けられます。転職しなくてもその業界の実情を知り、知見を広げられることは人材コーディネーターならではメリットと言えるでしょう。
人材コーディネーターは一日を通して人と関わる業務が多い!
今回は、人材コーディネーターの一日の流れを紹介しました。求職者との面談や登録スタッフの研修、クライアント企業との商談など、出社から退社まで人と関わる業務が多くを占めています。そんな人材コーディネーターは、コミュニケーション能力や交渉力といった、幅広い対人スキルが身に付きます。ビジネスシーンではもちろん、転職やプライベートでも役立つスキルが多く、将来どのようなキャリアプランを選択しても自身の強みとして活かせるでしょう。
弊社バリュースタッフでも、人材コーディネーターを募集しています。興味を持った方は、ぜひ以下のリンクをチェックしてみてください!
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