就職活動の必需品ともいえるリクルートスーツ。男性はネクタイやワイシャツなども必要になります。面接でも着用するため、「どんな基準で選ぶとよいのだろう?」「予備もいるかな?」など、お悩みの方もいるでしょう。今回はそんな就活生の方に向けて、就活用スーツの選び方【男性編】を紹介します!
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就活スーツの選び方 【男性編】
男性が、就活でスーツを着用する場合に必要となるアイテムは以下になります。
- スーツ上下:1~2組
- ワイシャツ:3枚
- ネクタイ:3本
- ベルト:1本
- シューズ:1〜2足
- ソックス:3〜5足
- バッグ:1点
①スーツ
就活では、黒または紺/無地/2つボタンタイプのスーツが定番といえます。
なお、着用時、ジャケットの一番下のボタンは外します。「アンボタンマナー」と呼ばれ、男性用スーツの一番下のボタンは「飾りボタン」として位置づけられ、外すのが正式な着方とされています。一番下のボタンを留めないことで、シルエットがきれいに見えるという効果もあります。
〈ジャケット〉
- 肩幅はジャストサイズで、背中にシワが出ないように
- 上のボタンを留めた状態で、胸に握りこぶし1つ分が入るくらいがОK
- 袖は、腕を降ろした状態でシャツが1cmほど見える長さに
- 着丈は、ヒップが2/3隠れる程度の長さに
〈スラックス〉
- 裾は、シューズに少し触れる程度の長さに
1着でも問題ありませんが、2着用意しておくと、汚れた場合や連日面接が続いた場合も安心です。特にスラックスはシワになりやすいので、2着用意し、交互に着用することをおすすめします。
最近は、洗濯機で洗える素材を使用したもの、ストレッチが効いたものなど、機能的なリクルートスーツも増えているので、自分にとって管理がしやすく着心地の良いものを選んでくださいね。
②ワイシャツ
ジャケットの下に着用するワイシャツは、白色/無地/レギュラーカラー(襟の開き角度が70~90度)が定番です。清潔感があり、真面目で誠実な雰囲気が出ます。
襟型は、オーソドックスな「レギュラーカラー」をおすすめします。襟の開き角度が狭いのできちんとした印象を演出でき、スーツやネクタイとの相性も良いので、ビジネスシーンに最適です。襟先にボタンの付いた「ボタンダウン」は、カジュアル寄りなので、就活用スーツには不向きです。
連日の面接にも対応できるよう、最低3枚は用意しましょう。ノンアイロンのものを選べば、洗濯後にアイロンをかける必要がなく、時短につながります。
③ネクタイ
コーディネートのアクセントにもなるネクタイ。就活では、3本は用意しておきたいところです。汚れや雨に強い撥水加工のものをおすすめします。
ネクタイの柄は、レジメンタルタイ(正面から見て右肩上がりのストライプ)が合わせやすく便利です。その他、チェック柄やドット柄という選択肢もあります。ペイズリー柄や大きな柄は、カジュアルな雰囲気になってしまうためNGです。
【就活用ネクタイ NG例】
ネクタイの色は、相手に与える印象を左右します。
- ブルー、ネイビー系: 誠実、清潔感、冷静
- レッド、ワイン系:やる気、情熱、意思の強さ
- グレー系:知的、落ち着き
カラーの異なるネクタイを3本ほど用意し、「どんな自分をアピールしたいか?」「この企業はどんな印象の人物を求めているか?」などの視点を踏まえ、場面に応じて使い分けるとよいでしょう。ピンクや紫は、派手な印象を与えてしまうのでNGです。
④ベルト
ベルトは、シューズやバッグと色を合わせると、コーディネートがまとまります。ピンバックル(穴にピンを通して固定する留め具)のレザーベルトがおすすめです。
最低1本は用意しておきましょう。
⑤シューズ
シューズは、革の紐靴/黒または濃茶/ストレートチップ(甲の部分に一本線が入っている)が定番です。
革靴の王道デザインであるストレートチップは、ビジネスや冠婚葬祭でも使える万能アイテム。就活を機にサイズの合ったものを用意しておくと重宝します。
最低1足は必要になります。2足用意して交互に履くと、靴が長持ちするほか、雨が降った時も安心です。汚れを拭き取るなどの手入れも行いましょう。
⑥ソックス
ソックスは、黒やネイビーなどのダークカラー/ふくらはぎまでのミドル丈のものを、3〜5足用意します。スーツの色と合わせると統一感が出ます。
靴を履いていても、座った時などにソックスが見えてしまうので、就活ではソックスにも気を配りましょう。白やカジュアルなデザインのもの、くるぶしソックスなどはNGです。
⑦バッグ
就活で使用するバッグは、A4の書類が入るサイズ/自立型/黒/無地のものが定番といえます。
素材は、ポリエステル、ナイロン、合成皮革などがおすすめです。軽量かつ丈夫で、本革よりも安価なので、出費を抑えられます。
また最近は、防水性や撥水性がある、小物類を収納できるポケットが付いている、手持ちも肩掛けもできる2wayタイプなど、使い勝手に優れた就活バッグが増えています。就活では、荷物がかさばることもあるので、自分に合ったタイプのバッグを選ぶと良いでしょう。
第一印象アップのために、就活スーツは重要!
今回は、これから就職活動を行う方に向けて、就活スーツの選び方【男性編】を紹介しました。学生生活ではスーツを着る機会が少ないこともあり、最初は戸惑うかもしれませんが、自分にとって最適なスーツやワイシャツ、ネクタイなどを選び、就活に専念してくださいね。
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