派遣スタッフに対しては希望シフトの回収を行います。各スタッフの出勤可能日を確認しながら、勤務先施設からのオーダーに当て込んでいきます。

人員が不足している場合はスタッフへ連絡し、出勤できるかどうかの交渉を行います。はじめ出勤不可だったスタッフも、交渉すれば出勤してくれることも多いです。他のコーディネーターとも協力しながら人員を充足していきます。

初勤務のスタッフがいれば、当日一緒に勤務先施設へ行き、従業員入口やロッカーの使い方などを説明します。スタッフに教えながらコーディネーターも宴会でのサービスを行います。
初勤務を終えたスタッフには、「大丈夫だった？」「分からないことはなかった？」と聞くなど、アフターフォローも行います。

スタッフが働いた後は、勤務表が正しく記入されているか、お給料の金額が間違っていないかなど、事務的な確認作業を行います。

働いているスタッフからの相談も多く受けます。例えば人間関係やオペレーションに関すること、現場で分からなかったことについての質問などがあります。親身に聞いてあげながら、職場環境の改善策を実行したり、スタッフ本人が取り組むべき課題を伝えるなど、教育・サポートしていくこともコーディネーターの大切な仕事です。

クライアントからは、「何日の何時から何人のスタッフが欲しい」というオーダーをいただきます。クライアントはホテルやブライダル施設がメインで、そこで行われる宴会や結婚披露宴の開催日程・規模に合わせたオーダーになります。いただいたオーダーを100％充足させることが、人材コーディネーターの一番重要な仕事です。充足率が良ければ、同じ施設に人員を供給している競合他社よりも供給割合を増やすことができ、さらなる売上アップに繋がります。

また、クライアントに対して定期的にスタッフの昇給申請も行っていきます。スキルが上がってきたスタッフにはさらに上のポジションを任せ、時給も上げていただけるよう、交渉していきます。

日々の派遣スタッフだけではなく、施設に常勤するスタッフの供給も提案していきます。空きスポットがないか定期的にクライアントへ確認し、空きがあれば募集を開始したり、現スタッフを推薦したりします。

クライアントからスタッフへの評価・コメントをいただくことも多いので、スタッフ教育に活かしていきます。スキルや人柄が評価されているスタッフには本人にも伝えてモチベーションをアップさせたり、逆に社会人基礎力やサービス技術など、スキルアップが必要なスタッフには、指導を行い教育していきます。

人材コーディネーターは未経験から挑戦できます。弊社の現メンバーも、ほとんどが未経験からスタートしています。

配属後、はじめに派遣法や労働基準法、税金や社会保険料に関する講習を受けます。その後はOJTで業務を覚えていきます。派遣するスタッフに教えられるよう、ホテルや結婚式場での宴会・披露宴サービスも習得していきます。初めの3カ月は、コーディネーター業務と現場でのサービス研修を半分づつの割合で行うイメージです。

人材コーディネーターとして活躍できるようになったら、エリアの人材コーディネーターをまとめるリーダーポジションにステップアップします。メンバーの充足率や売上を管理し、サポートしていきます。

その後は事業部のスーパーバイザー、事業部長へとキャリアアップしていき、事業部全体のマネジメントを行っていきます。

• オーダー通りに人員が充足できたとき
• 人員充足で売上UPに繋がったとき
• 未経験だったスタッフが昇格、昇給してキャリアアップしたとき

などは、コーディネーターとしてやりがいや達成感を感じます。
また、人材コーディネーターが担っている派遣紹介事業は、会社にとって大きな売上を持つ柱の事業であるため、重要なポジションとなります。

人材コーディネーターは、人を扱う仕事です。人にはそれぞれ感情があり、大きな喜びを感じることもあれば、思い通りにいかないことも多々あります。どんな時でも、感情に左右されず、自分のやるべきことに真っ直ぐ向き合える方を歓迎しています。

1人のコーディネーターで200人ほどのスタッフを担当しており、そのほとんどが学生です。信頼関係を築きながら、働く社会人としての教育を行い、コントロールしていく力も必要です。

■こんな人に向いています

• 人と話すことが好きな方
• 相談にのることが得意、聞き上手な方
• 人の成長を喜べる方
• どんな人とも積極的にコミュニケーションが取れる方
  （さまざまな年代・国籍の方にお仕事を紹介しています）