WEBオペレーターという仕事を聞いたことがありますか?オンラインサービスが主流となっている現在、WEBオペレーターの需要も高まっています。仕事内容、必要なスキル、向いてる人などを見ていきましょう。
目次
WEBオペレーターとは?
WEBオペレーターは、WEBサイトの管理・運営を行います。情報の更新や不具合の修正を通して、サイトの品質を守るお仕事です。
他のWEB系の職種との違い
WEB業界には、WEBデザイナーや、WEBディレクター、プログラマーなど様々な職種があります。彼らとWEBオペレーターの違いは、サイトを新設するか、既存のサイトを運営するかです。前者は新しくホームページを作る際に中心となって仕事をします。一方で、WEBオペレーターは、既に作られているサイトを日々運営・管理します。
WEBオペレーター
役割 | WEBサイトの管理、運営 |
仕事内容 | ■サイトの修正、更新 ■画像の編集、作成 |
専門知識 | ■基本的なパソコン操作 ■HTML |
WEBディレクター
役割 | サイト制作の指揮 |
仕事内容 | ■クライアントとの 打ち合せ、企画提案 ■チームの メンバー選定、役割調整 ■進捗管理 ■指示出し |
専門知識 | ■SEO ■WEBマーケティング ■プログラミング言語 ■WEB制作の知識 ・デザイン ・システム ・コーディング(※1) ■情報セキュリティ |
※1 コーディング
「この文字をタップすると、このサイトにとぶ」といったように、プログラムに「どんな動作をさせたいか」という処理の内容を、プログラミング言語を使って作成すること
WEBデザイナー
役割 | サイトのデザイン制作 |
仕事内容 | ■デザイン企画 ■デザイン制作、修正 ■コーディング |
専門知識 | ■デザイン系ソフトの基本操作 ・Photoshop ・lllustrator ■プログラミング言語 ■コーディング |
プログラマー
役割 | WEBサービスやシステムの 開発、運用 |
仕事内容 | ■仕様書(※2)をもとに、 システムが作動するように プログラミングを行う ■バグの修正 ■コーディング |
専門知識 | ■プログラミング言語 ■システム開発技術 ■ソフトウェア開発技術 |
※2 仕様書
サイトなどを制作する際に、備える機能や満たすべき要件をまとめたもの
WEBオペレーターの仕事内容は?
具体的な仕事内容には以下のようなものがあります。
- バグや文字化け、デザイン崩れがないか確認、修正
- 更新、追加したい画像の作成
- テキストの変更や画像の差し替え
- バナー(WEBページを紹介する広告画像)の作成
- WEBディレクターのサポート
WEBオペレーターは在宅ワークできる?
WEBオペレーターは在宅勤務も主流になりつつあります。基本的にパソコンと向き合うお仕事ですので、家で個人作業、打合せの際はオンラインといった完全リモートの働き方ができます。そのため、副業にも向いています。
WEBオペレーターに向いている人
・細部まで抜かりなく作業ができるひと
→URLリンク切れがないかなど、細かい部分まで手を抜かないことが大切です。
・スピードとクオリティが両立できるひと
→正確な作業が大切な一方で、オンラインサイトはつぎつぎに情報が更新されます。最新の情報をいち早く提示するためにスピーディーな仕事が求められます。
・コミュニケーション能力がある人
→WEB系の仕事は個人プレイのイメージがあると思いますが、ディレクターをはじめとしたチームで共働しながら仕事をします。きちんとコミュニケーションをとって意思疎通を図ることが大切です。
・新しいスキルを身に着ける意欲がある人
→WEBオペレーターは企業によって求められる業務の幅が異なります。そのため、求められることに合わせてスキルを身につけていく必要があります。スキルが上がれば、咄嗟のトラブルに対応できますし、キャリアアップにも繋がます。
WEBオペレーターはオンラインサービスが主流の現代に、なくてはならない仕事!
いかがでしたでしょうか? サイトが常に問題なく閲覧できているのは、WEBオペレーターのおかげということですね。情報化が進む現代、WEB系のお仕事に興味がある方は是非チェックしてみてください。
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