企業の情報発信を行っている広報ですが、社内と社外では異なる方法で発信を行っています。ここでは広報の仕事内容を具体的に解説していきます。
目次
広報の仕事内容
広報の仕事内容には、
- 社外に向けて情報を発信する「社外広報」
- 社内に向けて情報を発信する「社内広報」
があります。
社外広報
①プレスリリースの作成、配信
プレスリリースとは、企業がマスコミなどの報道機関に向けて発表する公式の文書のことです。新商品・新サービスなどの新規の情報や、経営・人事に関する企業の情報などをまとめ、配信します。
弊社バリュースタッフの最新プレスリリースはこちら
【広報と広告の違い】
②SNSを活用した情報発信
近年のSNSの発展によりTwitterやInstagram、TikTokなどのアカウントを作成し、積極的に情報発信を行う企業が増えています。
SNSは気軽に情報発信ができ、ユーザーにとって良い情報であればシェアすることができるため、さらに多くの人に伝わります。よってブランディングの強化に繋がるといえるでしょう。アクセス数やユーザー層、反響があった投稿などが数値として現れるため情報分析も可能です。
また、企業のアカウントだけではなく広報担当個人のアカウントを作成し、近況報告や1日の仕事の流れを動画にして発信している企業も増えています。各SNSの特徴や受け取るユーザーがどのような情報が見たいのか考えながら発信していく必要があります。
弊社バリュースタッフの各種SNSのリンクはこちら
③取材対応
プレスリリースなどで配信した情報に対して、メディアから取材依頼があった場合の対応を行います。消費者に情報を伝える大きなチャンスのため迅速かつ丁寧な対応が重要です。
社内広報
①社内報の作成
社内報とは、会社の情報や理念を発信し、社員同士のコミュニケーションを深めることができる社内向けの広報メディアです。以前は紙で配布されることが多かったですが、最近ではWebでの配信も増えています。
弊社バリュースタッフでは「LINE WORKS」を使用し、Webで配信しています。
【社内報のメリット】
社内での情報共有ができる
入社から時間が経つと、企業理念やビジョンなどの認識が薄れてしまうこともあります。そのため社内報を利用し定期的に発信することで、日々意識しながら業務に取り組むことができます。また自社の現状や新規事業などを知ることで、会社が今どのような方向に向かっているのかを理解でき社内全体の結束にも繋がります。
社員のコミュニケーションが広がる
社内報は他部署の社員同士のコミュニケーションにも繋がります。普段の業務では関わることがない部署も多いでしょう。社内報で各部署の業務紹介や成功事例などを発信することで他部署の社員と話すきっかけになることがあります。このサイクルができればより社員同士の結束が高まり、社内の雰囲気も良くなっていくでしょう。
②イベントの企画
社内の結束や社員同士のコミュニケーションの活性化のためにイベントは有効的です。イベント開催の目的に合わせて各部署と連携しながら企画していきます。イベントの例として社員旅行や運動会、スポーツ観戦、社内でオリジナルの夏祭りを開催するなどが上げられます。
【社内報について…実際に弊社の広報担当に聞いてみた!】
実際に弊社バリュースタッフの広報担当に社内報について聞いてみました!
Q1.社内報にはどんなことを載せていますか?
他部署が今どんな仕事をしているのか、取り組みレポートとして共有しています。弊社は人材派遣を行っているため労働市場データを掲載し、求職者や求人者などの動向が分かるようにしています。
Q2.社内報を配信することで何か効果はありますか?
会社全体として進んでいる方向が分かるようになりました。弊社は部署が分かれていたり、本社にいる人とホテルやウエディングの現場にいる人がいたりするため、お互いがどんな業務をしているのか分かりませんでした。社内報内の取り組みレポートを共有することで、他部署の人たちがどんな業務をしているかということが分かるようになりました。
また社内報とは別に掲示板があり、お知らせや社長からのメッセージなどを上げています。掲示板のおかげで社内の動きが分かったり、社内への愛着などに繋がっていると言えます。
先頭に立って情報を発信する広報
いかがでしたでしょうか?
広報は消費者やマスコミ、社員に対して会社の情報を発信する大事な仕事です。伝える相手や手段に合わせて内容を変えることも必要となります。ここには書ききれないほど企業によって手段は様々なので、興味を持った方は調べてみてください。
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