WEBサイトの管理・運営をする上で欠かせない存在のWEBオペレーター。専門知識を必要とせず、未経験でも始めることができます。今回の記事では、そんなWEBオペレーターの仕事内容について解説していきます。
目次
WEBオペレーターの仕事内容
WEBオペレーターの主な仕事は、既存のサイトの管理・運営です。ディレクターから作業内容やスケジュールの指示を受け、それに従ってサイトの運用をしていきます。基本的な業務内容は以下の3つです。
①テキストの更新
情報の更新に伴ってサイト上の文章を修正、更新します。
②画像の更新
画像の修正をして既存のものと差し替えたり、新たに作成をしたりします。
③バグやデザイン崩れがないか確認、修正
修正、更新作業が一通り終わったら、
- 文字化けがないか
- URLがきちんとリンクしているか
- 画像のサイズや画質が合っているか
- 見やすい文字の大きさになっているか
- スマホ、タブレット、PCでそれぞれデザインが崩れていないか
- Microsoft Edge、Google Chromeなどのブラウザごとにデザインが崩れていないか
など、細かい部分まで最終チェックします。
基本の3つに加えて、場合によっては次の④〜⑧の業務を行うこともあります。
④バナー作成
バナーとは、WEBページを紹介する広告画像のことです。
⑤ランディングページ作成
ランディングページ(LP)とは、売りたい商品のPRをし、購入まで促すことを目的に作成する、1枚の縦に長いWEBページのことです。
⑥ワイヤーフレーム作成
ワイヤフレームとは、WEBサイトのレイアウトを決める設計図のことです。
⑦アクセス分析
- ユーザーがいつ、どのようにHPにたどり着いたか
- たどり着いた検索ワード
- サイト内でどのページを閲覧したか
などを集計し、分析します。
⑧コーディング作業
「この文字をタップすると、このサイトにとぶ」といったように、プログラムに「どんな動作をさせたいか」という処理の内容を、プログラミング言語を使って作成します。
WEBオペレーターは個人戦?
ここまで紹介してきた仕事内容を見ると、個人で黙々と作業をするイメージが浮かぶと思います。しかしWEBオペレーターは、完全に個人作業なわけではありません。
依頼を受けて、クライアントやWEBディレクター、デザイナーと打合せをします。その後、チームでスケジュールや進捗を確認しながら進めていきます。
このように、基本的には個人作業が多いですが、チームで協働もしながらサイトの運営を行います。
スピードと丁寧さが身につくWEBオペレーター
WEBオペレーターは、次々と情報が更新されるウェブサイトに対応するスピーディーさと、細部まで問題がないかチェックする丁寧さの両方をバランスよくこなすことが鍵となります。仕事に慣れてきたら、スキルアップをし、仕事の幅を増やすこともできます。そのためやりがいと向上心をもって取り組むことができるでしょう。
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