差をつける! 評価されるエントリーシート(ES)の書き方のポイント

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エントリーシートは就活の第一関門!誰もが一度はエントリーシートを書きます。ここではそんなエントリーシートの書き方のコツや選考を通過しやすいエントリーシートの内容などの就活に役立つエントリーシートに関する情報を紹介します。

エントリーシート(ES)とは?


エントリーシートとは就活において学生が企業に提出する応募書類の一つで、企業が採用選考において参考にするものです。履歴書とは違い企業独自のもので、採用選考に特化したものだと言えるでしょう。自己PRや学生時代に頑張ったこと、志望動機など企業が採用選考にあたって知りたいことを学生に書かせる場合が多いです。

エントリーシート(ES)の書き方マナー


①話し言葉は使わない

「わたし的には〜」などの友達同士で使うような話し言葉は、社会人と接する上で適さないので使わないようにしましょう。また、「バイト」は「アルバイト」と表記するなど略称表現にも気をつけましょう。下書きをしてチェックしてから書くのをおすすめします。よくある間違いとしては、「御社」は話し言葉ですので書き言葉の「貴社」を用いるのが正しいです。

②大きな余白は作らない

「書くことがない・・」と質問の回答欄に大きな余白を残すと「やる気がない」と評価される可能性もあるのでやめましょう。「趣味・特技」などの項目であっても「特になし」とすると企業側に「この人は壁にぶつかった時に思考停止になるのではないか」と思わせてしまいます。全ての質問に答えるようにしましょう。

③修正液や修正テープは使わない

最近はエントリーシートをPC作成する人も増えているようですが、やはり手書きの方が良いでしょう。手書きでエントリーシートを作成することで、企業に自分の情熱・本気度を伝えることができます。

しかし、手書きで書く場合には注意点があります。それは修正液や修正テープは使わないということです。修正液や修正テープを使うと書類の改ざんを疑われる場合もありますのでやめるべきです。

一文字でも間違えた場合は、面倒ですが最初から書き直すようにしましょう。どうしても時間がない時や予備のエントリーシートがない場合などは、間違った箇所に二重線を引き捺印してから正しい記述を行う方法がありますが、通常の場合は必ず下書きをして誤字を防ぐようにしましょう。

評価されるエントリーシート(ES)の特徴


①わかりやすく、結論から書く

結論を最初に書き、それに続いて具体的な理由やエピソードを書きましょう。読み手が読み始めてすぐに最も大事な情報を知ることができ、自分が伝えたいことを読み手に伝えやすくなります。また、一つの文章が長いと読みづらく内容がわかりにくくなるため、一文一文を簡潔に書くことを心がけましょう。

【具体例:自己PRの場合】

私の強みは行動力があることです。

私は大学で演劇サークルに所属していました。その演劇サークルではおもにシリアスな作品を取り扱うことが多かったのですが、私はコメディ作品がしたくてそのサークルに入っていたため、その状況に不満を持っていました。そこで大学二年の夏に、私と同じくコメディー作品をやりたいと考えている友人7人とコメディー作品の公演を中心とした新たな演劇サークルを立ち上げました。最初は一切ノウハウがなかったため、公演を行ってもほとんどお客さんが入らず苦労しましたが、地道にビラ配りなどを続け大学三年の冬の公演では150人ほどのお客さんを集客することに成功しました。

②エピソードはできるだけ具体的に書く

エピソードは自分の状況が読み手に伝わりやすいよう具体的に書く必要があります。具体的に書くことで自分がアピールしたいことを読み手に伝えることができるでしょう。具体的に書くためには数字や固有名詞を使うのが有効です。

【具体例】

×「学生時代にサッカーを長い間続けており、大会で優勝したこともある。」
 ↓ 
○「小学校三年生から現在までサッカーを12年間続けており、高校時代には大阪府大会で優勝したこともある。」

このように具体的に書くことを意識しましょう。またエピソードを書く前に「いつ、誰が、どこで、なにを、なぜ、どのように」したのかということを整理してみるのも有効な手段です。

③企業に自分の入社後の活躍をイメージさせる

企業はあなたが入社した時にどんな活躍をしてくれるかが知りたくて質問しています。なので自分の入社後の活躍を企業側がイメージしやすいように書くべきです。

例えば自分の強みとして「締切を守る」ということを挙げるとします。しかし、これだけでは入社後の活躍をイメージしづらいでしょう。締切を守るためにスケジュールを逆算してやるべきことを考えているのであれば「計画性がある」ということがあなたの強みになります。自分の持っているスキルが入社後、どんな場面で役立てるのかを書きましょう。また、それについて企業と自分との間にズレがないよう、事業内容や仕事内容をきちんと研究しておくことも必要です。

このように企業の立場になって自分の入社後の活躍がイメージしやすいように書くこともポイントの一つです。

ポイントを抑えれば自信を持ってエントリーシート(ES)が書ける!


今回紹介したマナーやポイントを意識して書くことができれば、あなたの魅力が伝わりやすいエントリーシートになることでしょう。自分に自信を持って書くことで読みやすく・伝わりやすいエントリーシートを書くことができますから頑張ってみてください!

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