客室清掃と聞いて、「ベッドメイキング」を真っ先に思い浮かべた人も多いのではないでしょうか? 今回は、ベッドメイキングのコツ、1室を早くきれいに仕上げるコツを紹介していきます!
目次
1室の客室清掃にかかる時間は?
客室清掃の主な仕事内容や流れについては以下の記事で紹介してきました↓
客室清掃の1日を解説!具体的な業務内容や労働時間は…?
では、清掃作業は、どれぐらいの時間をかけて清掃を行っているのでしょうか?
実は、1室を清掃するのにかかる時間は、平均で30分と言われています。
ホテルによっては1室20分以内で清掃するように指示があることも…。1日に1人あたり10室以上の清掃を行う客室清掃という仕事では、短時間できれいに仕上げられるよう、手間を省き効率よく清掃することが不可欠となります。
客室清掃を早く仕上げるコツ5選!
①準備を入念に
清掃を始める前に、必要なものがきちんとそろっているかを確認しましょう。
使いたい清掃用具がない、補充したいアメニティが足りないといった場合、事務所に戻らなければならなくなり、大幅なタイムロスとなってしまいます。
②水回りの清掃を先に行う
水回りの清掃は手間がかかるだけでなく、最後に水滴が残らないよう乾燥させなければなりません。そのため、最初に清掃を行うことで、その後の作業で時間調整がしやすくなります。
また、水回りの清掃が終わってから換気扇を回すことで、他の場所の掃除をしている間に乾かすことができるため、時間を有効的に使うことができます。
③動く距離を短く!
部屋の中を何度も行き来するのではなく、ついでに作業をすることを意識し、なるべく動く距離を短くすることが効果的です。
例えば、ベッドメイキングや水回りの清掃の際に不足しているアメニティを確認することです。これによって、全ての掃除が終わった後に一気にアメニティを補充することができます。
④複数の部屋をまとめて清掃
一つの部屋が完了したら次の部屋…といった流れではなく、同じ作業はまとめて行ってしまう方が手間を省けるという場合もあります。
例えば、各部屋のタオルやシーツ類を一気に回収してから部屋の清掃を始めるなどです。
ただ、ベッドメイキングなど体に負担が大きい作業は連続で行うことが難しいので、作業によって一部屋ごとか一気に行うかを使い分けられるとよいでしょう。
⑤試行錯誤
人それぞれ得意な作業や時間がかかってしまう作業が異なると思います。また、ホテルによっても家具や備品の配置が異なっているなど、清掃の手順が変化する可能性があります。
いつもと違うやり方を試してみたり、効率よく清掃できた時の作業工程を振り返ったりすることで、自分に合った方法を見つけていきましょう。先輩にアドバイスをもらうことも効果的です!
ベッドメイキングのコツとは?
ベッドメイキングの流れ
まずは、ベッドメイキングの作業の流れを紹介します。
シーツ類の回収
↓
マットレスの上にベッドパッドを敷く
↓
ベッドパッドの上にメイキングシーツをかける
↓
アッパーシーツと掛ふとんをかける
↓
枕をセットする
「メイキングシーツ」とは?
マットレスの上に敷くシーツのこと。マットレス(ベッドパッド)に直接汗や汚れが付くことを防ぐ。
「ボックスシーツ」と呼ばれることもある。
「アッパーシーツ」とは?
掛け布団の下に敷くシーツのこと。掛け布団が汚れることを防ぐ。
ベッドメイキングのポイントをおさえて時間短縮を!
ここでは、きれいに、かつ素早くベッドメイキングを行うためのコツを紹介していきます。
①シーツは上下左右均等に!
まずはシーツを大きく広げ、ベッドの中央に置きます。この時、上下・左右ともに均等になるように置くことで後から調整する必要がなく、手間が省けます。さらに、シーツに汚れや破れがないかの確認もできるとよいでしょう!
②シーツに触れすぎない!
最終的には、シワひとつ残さずに仕上げることが大切です。作業中にシワが気になってしまうこともありますが、シーツに触りすぎると、新たなシワを作る原因にもなってしまいます。
シワを伸ばすときには、なるべく少ない回数で済ませるようにしましょう! また、シワを作らないよう、シーツを大きく広げピンと張って敷くことも重要です!
客室清掃は効率よく作業することが大切!
今回は、客室清掃のコツについてご紹介しました!
客室清掃は「部屋の質を重視しつつ、短時間で仕上げる」という難しさがありますが、同時に、自分に合った方法を模索できる楽しさもあり、とてもクリエイティブなお仕事です。
客室清掃のお仕事に興味を持った方は、ぜひバリュースタッフグループの募集要項をチェックしてみてください↓
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