アルバイトや仕事をしていくうえで、バイトリーダーや上司など、自分の見本となる存在、指示を出してくれる存在が必ずいると思います。
客室清掃にも責任者というポジションがあり、他のスタッフへ指示を出すなどの役割を持っています。
そんな責任者の仕事内容や向いている人について今回は解説していきます!
目次
客室清掃の責任者とは?
客室清掃の責任者とは、一言でいうと客室清掃員を統括する存在です。客室清掃を経験してから責任者になることがほとんどで、経験を生かして仕事を進めていくことが必要となります。1つのホテルにつき1人配置されることが基本です。
では、責任者は具体的にどんな仕事をしているのでしょうか、そして客室清掃員との違いは何でしょうか。
客室清掃責任者の仕事内容とは?
①客室清掃
一般の客室清掃員と同様、客室清掃を行います。具体的な仕事内容については以下の記事をチェックしてみてください!
②清掃スタッフの教育・指示出し
ここからは客室清掃員とは異なる業務を紹介していきます。
まずは清掃スタッフへの教育・指示出しです。教育は、主に新しいスタッフを迎えた時に行うもので、作業中の注意点や具体的な清掃方法を教えます。また、必要に応じてスタッフの教育計画を立てたり、スキルアップのための環境改善なども行ったりすることも責任者の業務です。指示出しは、1日の清掃客室数や清掃スタッフ数を把握し、それに応じて部屋の割り振りなどを行います。1日の清掃スタッフ数は平均で10名ほどですが、日によって前後するため、人数を把握したうえで作業の割り振りをすることが大切です。これによって清掃スタッフのその日の動きが決まります。
③連絡事項の共有
責任者はホテルと清掃員を繋ぐ役割を持っています。そのため、ホテルから清掃員への連絡、ホテルへの連絡事項の共有が必要となります。
ホテルから清掃部門へ
・清掃する部屋数
・お客様の要望(エコ清掃ではなく通常の清掃がいい、部屋に入らないでほしいなど)
清掃部門からホテルへ
・当日の清掃スタッフ数
・清掃が終わる見込みの時間
・客室の異常(ドアの破損、窓やグラスにヒビが入っている、電化製品が正常に作動しないなど)
④清掃された部屋のチェック
清掃員が清掃した部屋をチェックすることで、インスペクションとも呼ばれます。チェック項目をもとに部屋の状態を確認します。一定のクオリティに届いていない場合は清掃したスタッフに伝え、追加で掃除をしてもらいます。お客様が入られる前の最後の確認となるため、丁寧なチェックが必要です。
⑤担当スタッフの業務管理
担当スタッフのシフト調整を行います。清掃する部屋数、1室あたりの清掃時間を加味したうえでシフトを作成します。人員が足りない場合には、責任者も清掃を行います。また、適宜清掃状況を把握し、時間内に全ての清掃が終了するか、清掃のクオリティは保てているかを確認しながら、必要に応じてスタッフへ指示を出すことも必要です。
⑥ホテルへの完了報告
全ての部屋の清掃・チェックが終わり次第、ホテルへ報告を行います。お客様がチェックインする時間(基本的に14時~15時)までに報告しなければなりません。万が一、清掃が時間内に終わらなかった場合は、ホテルの担当者と対策を考えます。
客室清掃の責任者に向いている人3選!
①清掃経験がある人
ホテル業界でなくとも、清掃の経験がある人に向いている職業です。経験があるからこそ、もっときれいに、もっと効率よく清掃する方法を伝えることができます。また、清掃の大変さを知っていることで清掃スタッフの気持ちを汲むことができ、適切なアドバイスもできるでしょう。
②教えることが好きな人
教育や指示出しをする仕事のため、バイトリーダーなどの役職を経験したことがある人や教えることが好きな人にはぴったりです。自分の成長を考えつつ人の成長についても考えて行動できる人にとってはとてもやりがいのある仕事でしょう。
③課題を発見し解決案を考えることができる人
目標と現状を比較し、より効率よく正確に仕事をするための方法を模索していく必要があります。そのため、現状から課題を発見し、それを解決していくための対策を考えられる人に向いている仕事だといえます。
客室清掃責任者にチャレンジしよう
客室清掃の責任者について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
客室清掃員と共通する部分もありますが、より業務の幅が広く責任感のある仕事を任されるというのが責任者の良さなのではないでしょうか。
弊社バリュースタッフでは、客室清掃の責任者を募集しています!責任者に向いているかも!一度挑戦してみたい!という方はぜひ以下のリンクからチェックしてみてください!
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