就活でアピールできる経験や資格は多岐に渡りますが、個性あふれる魅力をアピールすることで、就活を有利に進められるでしょう。他の就活生は持っていない自分の強みをどうアピールするのか、この記事を読めば丸わかりです!
目次
初級編の記事をまだ見ていない方はそちらを先にご覧ください!
就活でアピールポイントになる経験や強みについてまとめている記事(初級編)があるので、まだ見ていない方はそちらから先にご覧ください!
就活でアピールポイントになる経験や強みは何?長所の見つけ方まで紹介!
初級編の記事では、就活でアピールできる強みの他にも、自己分析や、履歴書・エントリーシートでの企業へのアピールの仕方を記載しています。就活で必要となる基本的な知識を押さえた上で、物足りない場合はこの上級編の記事をご覧ください!
専門的知識を持っていることはアピールすべき!
専門的知識を持っていること、つまり、資格を持っていることや、大学での成績が良いこと、IT関連知識などを持っていることは、積極的なアピール材料になります。
士業などの難関資格はアピールポイントにするしかない!
資格については、志望する会社の業種に関わらず何の資格でも役立つというわけではありませんが、特に難関資格の場合は突出した能力を示せることが多いでしょう。これには、「士業」と呼ばれる資格が該当します。
士業の資格は、
- 弁護士
- 行政書士
- 司法書士
- 税理士
- 弁理士
- 社会保険労務士
- 公認会計士
- 中小企業診断士
- ファイナンシャル・プランニング技能士
があります。
それぞれが業務上で非常に役立つ知識であり、かつ資格取得に多くの勉強を必要とするため、勤勉性のアピールにも繋がります。
これらの資格を取得することには何らかの考えがあると思われるため、どうしてこれらの資格を取得しようと思ったのか、説明できるといいでしょう。
難関資格ではないが取っておくと便利な資格を紹介!
士業のような難関資格ではないものの、取得しておくと便利な資格を2つ紹介します!日商簿記検定と、ITパスポートです。
日商簿記検定は、難しい順に1級、2級、3級がありますが、1級はかなりレベルが高いものの、3級はハードルが低いことで知られています。勉強内容は経理に関するもので、企業におけるお金の動きを正確に把握するのに役立ちます。2級まで取得しておくとベターですが、まずは3級から挑戦することをおすすめします。
ITパスポートは、時代に合わせたITの基本知識を押さえる資格になっています。IT業界はもちろんのこと、その他の業界であっても、IT技術の発達によりデジタル化が進んでいることを踏まえると、ITパスポートを取得しておくことは大きな強みになるでしょう。
大学の成績は強みになるのか?
大学での成績については、大学時代どれくらい勉学に励んでいたかという側面で重要視されます。学業そのもので身につけた専門的知識だけでなく、学習の際の学習能力や計画性も問われていると考えてよいでしょう。
自分がこれまでどのような姿勢で学業に取り組んできたかを振り返り、アピールポイントをまとめてみましょう。下記の事例も参考にしてください。
【事例】
- 大学入学当初は、専門科目で苦戦しましたが、自分の課題を明確にし、克服するための計画を立てました。具体的には、毎日予習と復習に時間を割き、複雑な内容を繰り返し学び直しました。また、必要な参考書や資料を集め、教授やクラスメイトと頻繁に相談しました。こうした努力の結果、試験での成績が向上し、理解度も深まりました。
- 大学生活は、授業、テニス部の活動、アルバイトと多忙でしたが、スケジュール管理を徹底することで、学業成績も維持・向上することができました。週単位の予定表を作成し、各活動ごとの時間配分を明確にし、タスクごとに優先順位をつけ、行動しました。これにより、大学の成績を維持しながら、サークルやアルバイトも充実させることができ、効率的な時間管理と自己管理能力を身に付けられました。
特殊な能力を持っていることもアピールできる!
採用までの選考では、座学で身につけるような専門的知識だけでなく、様々な能力についても評価されます。英語力やビジネスで必要となる能力全般が該当します。
英語力は強みになるのか?
英語力については、帰国子女の場合や、TOEIC、TOEFLなどへ向けた勉強を重ねてきた場合がありますが、いずれにせよ、ビジネスを遂行するにあたって十分な英語力があると企業にとっては安心材料になります。特に英語でのコミュニケーション能力は海外顧客や海外企業との関わりを持つ企業においてはかなり重要視されるスキルであり、大きなアピールポイントです。
ビジネスに必要となるような能力はアピールすべき!
また、学生の頃からビジネス能力に長けていることも、アピールできるポイントです。
- インターン経験
- ビジネスコンテストでの入賞経験
- 自分でのビジネス経験
などは、企業における文化やマナーに通じていることや、ビジネス能力の高さを示す実績になるでしょう。
また、部活動やサークル活動、学生団体において役職を経験していた場合、企業で求められる統括能力やリーダーシップの評価につながる可能性があります。
ユニークな経験や能力を全面的に伝えよう!
海外留学はどうアピールできるのか?
海外留学は、ユニークな経験と言えるでしょう。そして、海外留学をしたからこそ得られた能力や視野があるはずです。それらを適切にアピールすることが重要になってきます。
例えば、海外留学をしたことによって、
- 語学の能力が上達したこと
- 異文化に触れて元来持っていた偏見がなくなり異文化理解が進んだこと
- 母国語ではない言語で必死にコミュニケーションを図ったことによってコミュニケーション能力が向上したこと
などがアピールできると思われます。
学生起業をどうアピールするべきか?
あまり当てはまる人はいないかもしれませんが、学生起業もまた、アピールできるものです。起業経験を通じて、ビジネスで必要な素養が高いレベルで培われたと考えることができるでしょう。事業は何より強いユニークな経験であると言えます。
なぜ学生で起業しようと思ったのか、起業したことで何が大変だったか、逆境をどう乗り越えたか、などを話せるようになっておくことが望ましいでしょう。
また、自分で起業した経験があるにも関わらずなぜ就職することを選んだのかについても、しっかり説明できるようになっておくとよいです。
特出した才能や経験を持っている人は、適切にアピールをして、就職活動を有利に進めましょう!
ここまで見てきたような、資格や英語力、ビジネスに役立つ能力や留学経験、ビジネス経験、リーダー経験などは、就活生の中でも珍しい経験や能力です。適切にそれらをアピールすることで、周りの就活生に差をつけ、競争率の高い一流企業への就職や、希望する企業への入社を確実なものにしましょう!
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